# `scope-lock` → `pod-registry` リネーム ## 背景 `crates/scope-lock` は元々 `crates/pod/src/runtime/scope_lock.rs` にあった機能を、TUI picker から live セッション判定 (`lookup_session`) のために参照したいという理由で独立クレートに切り出したもの。実体は「マシン全体で生きている Pod の allocation テーブル」であり、scope 衝突判定はその一機能にすぎない(session_id 衝突防止・delegation tree の reparent・stale 回収などは scope と独立に効いている)。 加えて、永続化先のファイル名 `scope.lock` も実態と合っていない: - 中身は `flock(2)` で保護された JSON ステート。`Cargo.lock` のようなバージョン固定ファイルではない - `flock` は read-modify-write のトランザクションを直列化するためだけに保持しており、Pod の生存期間ずっとロックを保持しているわけでもない - 拡張子で `.lock` を名乗っていることで「触るな」という誤った印象を与える ## ゴール クレート名とファイル名を実態に合わせる: - crate `scope-lock` → `pod-registry` - ファイル `/scope.lock` → `/pods.json` - `manifest::paths::scope_lock_path` → `manifest::paths::pod_registry_path` - インポート `scope_lock::...` / `crate::runtime::scope_lock::...` → `pod_registry::...` - `crates/pod/src/runtime/mod.rs` の `pub use ::scope_lock` → `pub use ::pod_registry` - ドキュメンテーション・コメント中の "scope.lock" / "scope-lock registry" の言い換え ## 範囲外 - 内部型名のリネーム(`LockFile` / `LockFileGuard` / `ScopeAllocationGuard` / `ScopeLockError` 等)。これらは内部 API でリネームしても挙動は変わらず、必要が生じた時に別途整理する。 - `ScopeRule` / `scope_allow` / `delegate_scope` 等、scope そのものを扱うシンボル名は据え置き(クレートが何かではなく、何を扱うかなので)。 - 既存の `scope.lock` ファイルが残っている環境での互換性(dev 期間中の互換不要、必要なら手で消す)。 ## 完了条件 - `crates/pod-registry` として独立クレートが存在し、`pod`/`tui` の依存もこの名前を指している - `/pods.json` が新しいレジストリの保存先として使われる - 既存テスト(pod / pod-registry / tui 関連)がすべて緑 - ドキュメンテーション・チケット本文中の参照(`tickets/dynamic-scope.md` 等)が新名に揃っている